学び方③

学び方②の最後で世の中に無いものを創造する方法で研究」と書いて終わりにしました。

学び方② -恩師の言葉-

私もまだまだ研究を語れるほど場数を踏んでいるわけではないのですが、行きついた先に研究があったので私がこれまでどのようなレールを引いてきたのか書きたいと思います!

臨床9年目で大学院に入り研究のお作法を学びました。大学院に入学するまではやりたいことをどうやって研究するのかを学びに行くつもりでしたが・・・・・・

甘かった!!!

何が甘かったって?すべてです!「研究テーマ」がまずあいまいであった。その為研究テーマをいくつにも分解し研究環境内でできる項目を捜していきました。

その掘り下げる最中、何度も自分の軸を見失いそうになります。

 

そこだけは「譲れない」事と環境でできる事の折り合いをつけていきます。でも・・・・・・・

 

折り合いがつかないんです・・・

そんな都合の良い研究機材がないんです!近い事が調べられるものを見つけますが、理想とは程遠い・・・

無力感に打ちのめされます・・・自分を見失って、できる事を研究するか・・・

でも諦められなかった私は模索し続けました。類似する先行研究を探し方法をあがきます!

少しずつ理想に近づきます(本当少しずつ・・・)

 

こんなのがあればだいぶ理想に近づくんだけどな・・・

そんな弱音を院の先輩にこぼしていると・・・

「それなら作っちゃえばいいじゃないですか?」

 

頭の中のもやもやが一気に晴れ渡りました w

そうか・・・ある物でやろうとするから限界があるんだ。そこからホームセンター通いがSTART

それからは研究機材の作成と報告で一気に研究は加速!!大学院で身に付いたベスト2は「自由な発想」と「DIY精神」です w

行った研究は無事修士論文として合格を頂きました。実り多い院生生活でした!

 

そして大学院で学んだ事を礎に卒後も研究を続けています!今日も11月の学会で研究発表する為に最後のミッションを済ませたところです!

私は理論を検証できるものは研究する事でより確実なものにできると考えております。それは時間を要し大変な事だと思います。しかしそれに合うメリットもあると思います。そしてこの学び方は何十年もできる方法であると断言できます!なぜなら楽しいし、その分野においては自身が最先端である自負があるからです。

いつか書籍として残したいと考えていますし、必要としてくれる方と共有したいと思います。この投稿もその一つです。一生続けられる学ぶ事を見つけられた私は幸せ者です。誰かに強要されないでも学びたいという意欲は続くし、毎日の仕事が仮説や研究の種が散らばっています。仕事(学びも含め)を楽しいと感じられるのは幸せと思います。

勉強嫌いだった私の「学び方」はこのようになっていきました。3回通してまとめると、興味を持つ事と、興味があることを掘り下げる事は学ぶには必要な事なのかと思います。学ぶのはほかの誰でもなくあなたなので、あなたの感情がポジティブに揺さぶられるように取り組むことをお勧めします!