治療効果を持続させる為に意識している足底への介入
骨への応力という考えから、動作や身体不調(ここでは痛みを中心に考えてください)へ介入する際に、骨が受ける・・・・
荷重応答を変えるという事を行います
荷重応答が変われば・・・
動作(動作における各層の前額面・矢状面・水平面の空間的変化・時間的変化)が変わります
荷重ストレスが変わります
動作に使用する筋が変わります
その結果痛みに何かしらの変化が生じる事が多いです
ここまでは私が紹介する理論でなくても変化を出す術はたくさんあると思います
しかしその先にセラピストやボディワークをされている方も経験する問題があると思います
それは
良くなっても元に戻ってしまう事
この問題に対し治療技術背景に力学的な介入を取り入れている人はインソール等を使う方もいらっしゃいます
私も入谷式インソールを学んだものです
とても良いツールだなと思います
ただグラインダーが必要だったり削るスキル、切ったり貼ったりする事も必要です
長年やらないと身につかない技術です!
是非インソールの世界にも触れていただきたいなと思っております
私は骨と応力という可能性を掘り下げたいのでインソールに代わる方法を模索しておりました
骨と応力という観点から何かを変えたいのに、それでも骨と応力で変わらないところを探していくわけです
元に戻ってしまう方の足底を触ると胼胝(タコ)や硬化した場所が散在します
さらに足部にあるたくさの骨の中には回りからの圧で硬く動かなくなった骨があります
骨ばかり触っているとその動かない骨自体も硬く感じたりします(感覚です)
理論の話に戻しますが痛みを伴わない硬さは荷重しやすい環境になります
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ブログ:組織の硬さを味方にするに書いているので読んでみてください
いくら周囲を変えても足底の荷重部位が変わらなければ戻ってしまう事もあるでしょう
また誘導したい骨の応力に対応した足底の荷重部位もありますので
上半身も下半身も足底も一致させてあげる事が治療効果を持続させることに繋がります
治療効果が持続しないその症状、足底を見てみると解決の糸口があるかもしれませんよ