受動歩行玩具(チーズ①)
足底には硬度の異なる質量のほぼ同じ紙(白 硬い)とスズランテープ(半透明 やわらかい)を貼ってあります
受動歩行玩具(チーズ②)
左右反対に貼り付けました
受動歩行玩具(チーズ③)
チーズ①をもう一度やってみました 傾向は同じですね
受動歩行玩具(コキンちゃん)
個体を変えて実施しました チーズより反応がありませんでしたね
まとめは下記に↓↓
考える頭脳や感じ取る感覚器、動力となる筋肉がない骨格と関節のみの受動歩行玩具
足底の硬度を変えて実施した結果以下現象が確認できました
①立脚期は硬度の高い側へ傾きが強い
②歩行周期を繰り返す中で硬度の高い側へ回ってしまう
簡単に言えば硬い方へ体重をかけやすい可能性があるという事
*POINT*
構造上骨と関節のみで考えれば硬度で歩容が変わるのです
このホームページで言いたい事の一つでもあります!!骨と応力の概念における大事な理論(大げさですが自然法則だと思っております)です
しかし生物はそれ以外に考える頭脳や感じ取る感覚器、動力となる筋肉が備わっています
ではどうなるのでしょう?
骨と応力の関係性が変化すれば動作を成立させる為、脳や感覚器、筋力は反応します 結局他の部位にも変化の刺激が加わる事にもなりますし、動作にも影響が出てきます
治療では何にアクセス・アプローチしているのかはとても重要な点と考えております、新たな選択肢として「骨と応力」が使用できれば治療の幅が格段に広がるはずです
さらに骨は応力によってリモデリングといった変化を常に行っており、骨の硬度を上げるような介入を行えば動作変容を持続させる事にもつながります
詳しくは「骨を治療対象にするとは?」をクリック
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床面の硬度を変えた受動歩行玩具も面白い反応するので見てくださいね